段ボールを触るとアレルギー症状が出る?原因と対策を徹底解説

引越しの作業中や発送の梱包時、段ボールを触った後に手がかゆくなったり、くしゃみが止まらなくなったりしたことはありませんか?

実は、これらの症状は、「段ボールアレルギー」の可能性があります。

なぜ段ボールでアレルギーが起こるのか、その原因はまだあまり知られていませんが、私たちが普段気づかない小さな要因が関係していることが考えられます。

この記事では、段ボールが引き起こすアレルギー症状について、詳しく解説。症状や原因をふまえた対策についても紹介します。

段ボールアレルギーを防ぎたい方や、原因に心当たりがある方は、ぜひ最後までご覧ください。

段ボールでアレルギー症状は起こる?

段ボールは、日常生活で頻繁に使われる身近な素材ですが、触れることでアレルギー症状が現れることがあります。

多くの人にとっては無害な存在であっても、一部の人にとっては、触れるだけで肌に異変を感じたり、体調を崩したりする場合があるのです。

ただし、段ボール自体が直接的なアレルギーの原因物質と認識されることは少なく、

段ボールが持つ特性や環境が、アレルギー反応の引き金となっていることがほとんどです。

段ボールアレルギーによる症状や原因を把握することで、アレルギー症状が出ないように事前に対策できるでしょう。

段ボールアレルギーで起こりやすい症状

段ボールアレルギーによる症状は多岐にわたり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。早めに原因を特定し、適切な対策を講じることが大切です。

特に日常的に段ボールを扱う環境では、段ボールアレルギーの症状が悪化して、生活の質に影響を及ぼす場合もあります。

ここでは、段ボールアレルギーで起こりやすい具体的な症状について、詳しく解説します。

皮膚のかゆみや炎症

段ボールを扱った後、手や腕などの皮膚に赤みや、かゆみが生じることがあります。

これは、段ボールの表面に付着している化学物質やホコリ、ダニが原因となる接触性皮膚炎の一種です。

症状が悪化すると、水ぶくれやただれが発生することもあるため、症状が出た場合は早めに適切なケアをするようにしましょう。

呼吸器系のトラブル

段ボールを持ち上げたり移動したりする際、微細なホコリやカビの胞子が空気中に舞い上がります。これを吸い込むことで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が現れることがあります。

これらは花粉症に似た症状で、さらに悪化すると咳や喘息のような呼吸困難に繋がる場合もあるため、注意しましょう。

目のかゆみや炎症

段ボール作業中に舞い上がったホコリやカビの微粒子が目に入ることで、目がかゆくなったり、充血したりすることがあります。

アレルギー性結膜炎の原因となることが多く、目をこすることで症状が悪化することもあるので、気をつけてください。

全身の倦怠感や頭痛

段ボールアレルギーの症状が重症化すると、全身の倦怠感や頭痛などの全身症状が現れることもあります。

特に化学物質やカビに対して過敏な体質の人は、これらの症状を引き起こしやすいです。

段ボールでアレルギー症状が出る原因

段ボールが原因でアレルギー症状を引き起こす背景には、素材や環境に関わるさまざまな要因があります。

ここでは、どんな原因でどのようにアレルギーを引き起こすのか、詳しく見ていきましょう。

段ボールの素材や化学物質

段ボールは再生紙を主原料として作られています。その製造工程で使用される接着剤や防水剤には、アレルギー反応を引き起こす可能性のある化学物質が含まれている場合があります。

これらの化学物質が微量ながら段ボール表面に残り、それが皮膚に接触することでアレルギー症状を引き起こすのです。

段ボールが吸着するホコリやチリ

段ボールの表面はザラザラしており、ホコリやチリが溜まりやすい構造です。

特に、古い段ボールや保管状態が悪い段ボールでは、その表面に蓄積されたホコリがアレルゲンとなることがあります。

段ボールを扱う際に舞い上がったホコリを吸い込むことで、呼吸器系の症状が出ることも多いです。

湿気によるカビの発生

段ボールは紙素材であるため、湿気を吸収しやすいという特性を持っています。

湿気が多い環境で保管されると、カビが発生するリスクが高まります。

カビの胞子は非常に細かく、空気中に広がりやすいため、それを吸い込むことでアレルギー症状が起こることも少なくありません。

ダニの発生リスク

段ボールはダニの繁殖にも適した環境を提供します。特に温かく湿気が多い場所では、ダニが発生しやすくなります。ダニそのものだけでなく、死骸やフンがアレルゲンとなり、皮膚のかゆみや呼吸器系のトラブルを引き起こすことも多いです。

ダニによるアレルギー症状については、次の章で詳しく解説します。

段ボールとダニの関係性

段ボールの特性上、ダニの発生は切っても切れない関係です。

ここでは段ボールとダニの関係について、詳しく解説します。

段ボールにダニがいることによるリスク

段ボールにダニが発生すると、健康や衛生面でさまざまなリスクが生じます。

ダニは人の皮脂やカビをエサとしながら急速に繁殖し、その死骸やフンが空気中に漂うことで喘息や鼻炎、皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。

特に室内に置かれた段ボールにダニが発生すると、症状が一年中続く恐れがあります。

また、段ボールに発生したダニはゴキブリなどの害虫を引き寄せる原因にも。

ゴキブリはダニだけでなく、段ボール素材や接着剤を餌とするため、ダニの繁殖を放置することで、さらなる衛生リスクを招く危険があるでしょう。

段ボールにダニが発生してしまったら

万が一、段ボールにダニが発生してしまった場合、アレルギー症状が出る前に対処する必要があります。

自宅でもできる対処方法を4つ紹介します。

1.段ボールを処分する

最も簡単かつ効果的な方法は、問題の段ボールを廃棄することです。

地域の回収日を確認し、適切に処分しましょう。

2.高温処理を施す

処分が難しい場合は、60℃以上の熱を利用してダニを死滅させます。

黒いビニール袋に入れて天日干しする、アイロンをかけるなどの方法が有効です。

3.掃除機で死骸を吸引する

ダニを駆除した後は、死骸や卵を掃除機で念入りに吸い取ります。

これにより、新たなダニの発生とアレルギー症状を引き起こすリスクを軽減できます。

4.燻煙剤や殺虫剤を使用する

広範囲にダニが発生している場合は、ダニ用の燻煙剤や殺虫剤を使用するのもいいでしょう。

使用前に取扱説明書をよく読み、適切に使用してください。

段ボールアレルギーを防ぐ対策

段ボールによるアレルギー症状は、適切な対策を行うことで防ぐことができます。

リスクを減らし、安心して段ボールを使用・保管するためにも、対策を知っておくことが重要です。

ここでは、段ボールアレルギーを防ぐ具体的な方法をわかりやすくご紹介します。

1.段ボールを定期的に整理・廃棄する

不要な段ボールを長期間放置すると、アレルギーの原因となるダニが繁殖してしまいます。

段ボールは必要な分だけ保管し、使わないものは定期的に処分することが大切です。

また、廃棄する際は密閉できる袋に入れてから捨てると、ダニや害虫の拡散を防ぐことができます。

2.保管場所を清潔に保つ

段ボールを保管する場所は湿気やホコリを避け、定期的に掃除を行いましょう。

特に、湿度が高い環境ではダニやカビが発生しやすいため、湿気対策が重要です。

除湿剤を活用したり、風通しを良くする工夫をすることが効果的といえます。

3.防ダニスプレーを使用する

ダニ対策には、市販の防ダニスプレーを活用するのもおすすめです。

段ボール表面にスプレーするだけでダニの繁殖を抑えることができます。

4.新しい段ボールを活用する

古い段ボールはダニやカビが発生しやすいため、可能な限り新しい段ボールを使用しましょう。

特に食品や衣類を保管する際は、衛生面を考慮して新品を選ぶことが重要です。

5.段ボールを扱う際に手袋やマスクを着用する

段ボールを触る際には手袋やマスクを着け、アレルゲンとの接触を避けましょう。

長時間作業をする場合は、長袖・長ズボンを着用して、段ボールが直接肌に触れることを防ぐと、より効果的です。

まとめ

今回は、段ボールアレルギーの原因や対策について解説しました。

日常生活でのリスクを減らすには、適切な段ボール管理が欠かせません。

特に企業や事業で段ボールを多く使用する場合は、安心して利用できる品質の高い製品を選ぶことが重要です。

段ボールに関するお悩みやご相談があれば、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

専門スタッフが丁寧に対応し、お客様のご要望に合わせた段ボールのご提案をいたします。